誰も教えてくれなかった「2代目社長」がやるべき決算対策！

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■社長交代は、実は銀行交渉のチャンス
代表者が変わると、一般的には銀行は保守的になり要求も高まります。しかし、代表者交代は、実は銀行との条件見直しのチャンスでもあるのです。

□ 担保の見直しができないか　→　過去の経緯がわからず、放置されていませんか？
□ 金利の引下げができないか　→　史上空前の超低金利である今のうちに交渉を！
□ 経営者保証を外せないか　　→　経営者保証は外せる時代です

■役員退職金と生命保険の見直し
代表者の退任は、役員退職金を支給し、大きく損金を計上できるチャンスです。代表者交代に伴い、役員報酬、生命保険の見直しも必要になります。

□ 役員退職金の支給を検討したか　→　役員退職金は株価引下げにつながります
□ 生命保険契約の見直しをしたか　→　新代表者に対する保障が必要になります
□ 倒産防止共済を再稼働したか　  →　現在は800万円まで掛けることができます

■経理部門のＩＴ化推進
代表者の若返りを機に、経理体制のＩＴ化の導入を進めましょう。作業が大幅に合理化できることが少なくありません。ＩＴ化が進めば、管理会計導入へのハードルも下がります。

□ 経理の自計化を検討したか　　　→　未だに手書きの振替伝票を使っていませんか
□ 小口現金の廃止を検討したか　　→　経理業務が大幅にスリム化します
□ 部門別会計の導入を検討したか　→　ＰＣ会計なら、部門別会計の導入も可能です

■決算書の大掃除→従業員への決算書公開
会社の社歴が長いと、決算書に“ゴースト資産”がたまっていることがあります。代表者交代を機に、決算書の大掃除を実施しましょう。

□ 固定資産台帳を見直したか　　　→　既に現存しない資産は除却することで節税
□ 含み損資産の処分を検討したか　→　売却すれば、お金をもらって節税ができます
□ 従業員への決算書公開　　　　  →　従業員に公開できる決算書を目指しましょう

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FAX通信№112

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