電子申請にご不安の方、持続化給付金サポート会場が開設

（注）執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

経営支援（認定支援機関・経営革新等支援機関）

2020.05.18

持続化給付金サポート会場が開設

顧問先様から、日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」と「持続化給付金」についてご相談されることが非常に多くなっています。

皆様、大変しんどい思いをされているなか、資金ショートを起こさないために資金繰りにご苦労されている状況が、ひしひしと伝わってきます。

さて、その持続化給付金ですが、ご自身での電子申請が原則となっています。
しかしながら、ご自身で電子申請を行うことが困難な方のために、5月12日より順次、「申請サポート会場」が開設されました。

「申請サポート会場」では、電子申請の手続きをサポートしてもらえるので必要書類のをご持参の上、出向いてください。

申請サポート会場に持参する必要書類

次の資料（できれば現物）をご用意ください。
また、申請要領を確認の上、申請の特例を適用する場合は、証拠書類等もあわせてご持参ください。

＜中小法人等の場合＞

□確定申告書別表一の控え（1枚）※及び法人事業概況説明書の控え（2枚）計3枚（対象月の属する事業年度の直前の事業年度分）
※収受日付印が押されていること（e-Taxの場合は受信通知）

□売上台帳や帳簿等、対象月の月間事業収入がわかるもの（2020年〇月と明確な記載があるもの）

□法人名義の口座通帳の写し

□申請補助シート
https://www.jizokuka-kyufu.jp/doc/pdf/format_company.pdf

＜個人事業者等の場合＞

□確定申告書類
◎青色申告の場合
2019年分の確定申告書第一表の控え（1枚）※と所得税青色申告決算書の控え（2枚）計3枚
◎白色申告の場合
2019年分の確定申告書第一表の控え（1枚）※ 計1枚
※収受日付印が押されていること（e-Taxの場合は受信通知）

□売上台帳や帳簿等、対象月の月間事業収入がわかるもの（2020年〇月と明確な記載があるもの）

□申請者本人名義の口座通帳の写し

□本人確認書類（住所・氏名・明瞭な顔写真のある身分証明書）

□申請補助シート
https://www.jizokuka-kyufu.jp/doc/pdf/format_proprietor.pdf

開催場所と予約方法

申請サポート会場は新型コロナウイルス感染防止の観点から完全事前予約制です。事前予約無しで来場してもサポートが受けられませんので、ご注意下さい。

予約方法は、（1）Web予約、（2）電話予約（自動）、（3）電話予約（オペレーター対応）の3パターンがあります。

（1）Web予約（おすすめ）
「持続化給付金」の事務局ホームページより予約してください。
トップページの「申請サポート会場」から予約ページに移動、予約する会場を選択し、必要事項を記入の上、「来訪予約」をクリックすることで予約が完了します。
【ご参考：中小企業庁｜「持続化給付金」の事務局ホームページ】
https://www.jizokuka-kyufu.jp/

（2）電話予約（自動）※18日（月）より受付開始予定
「申請サポート会場受付専用ダイヤル」へ電話願います。自動ガイダンスで、予約方法が案内されます。
その際、予約する会場の<会場番号>が必要になりますので、事前にお近くの＜会場番号＞をご確認ください。
【ご参考：経済産業省｜申請サポート会場一覧】
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/shinsei-support.pdf
（※5/14午後17：30現在、電話番号は未だ公表されていません）

（3）電話予約（オペレーター対応）
「申請サポート会場電話予約窓口（オペレーター対応）」TEL:0570-077-866
受付時間：平日、土日祝日ともに、9時～18時

なお、持続化給付金については2021年3月15日までが申請期間となっております。

この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。