コロナ対応で悩んでいる経営者の皆様へ
(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。
もくじ
経営者みんな、眠れぬ日々を送っています
休業要請を受けている業種以外の一般の中小企業では、どのように会社としてこのコロナの対応をしたらいいのか、悩んでおられることと思います(もちろん休業要請を受けている方は更に深刻に)。
・従業員を出社させて本当にいいのか、周りはどうしているのか?
・テレワークや時差出勤、やり方もさることながら、何をどこまでやるべきなのか、その先は?
・今は仕事が何とか動いているが、来週以後の仕事が止まっているので資金繰りどうしよう、というかいくらいるのか?給料支払える?
・この際、会社を畳むべきか?
・年初から始めていた新規プロジェクトや設備投資・人材投資は、一体全体どうしたらいいの?
・もし自身や家族、従業員等でコロナとなった時に、どう立ち居振る舞いをするべきか?
・海外がらみの仕入や売上がすべてストップしているが、誰に相談したらいいのか?
・いつ終息するか見通せない中、従業員には何を発信し、取引先にはどのような案内を今しておくべきか?
本当に知りたいのは、皆どうしてる?
私の所に電話やメッセンジャー、メールで連絡がある経営者の皆さんの本当に聞きたいのは、小手先の助成金や融資の相談だけではなく、「周囲の経営者はどのように対応しているのか」や、それこそ「弊社がどのようにこのコロナに対応しているのか」です。
でもすいません、上記に対して何一つ明確な答えは持っていません。
業種業態、規模感に応じて、また日々刻刻と変わる政治や行政、世の中の流れを敏感に感じ取って、最後は、経営者それぞれがその場その場で対応を行っていくしかないでしょう。
決断の連続です。
朝令暮改も大事、一貫した思想も大事、バランス感覚も大事、時に偽善と思える対応も大事・・・、すいません言い過ぎました、こんなことすべて出来る訳ないですよね、でもそれが経営者には今求められているのです。
そのために今出来ることは、テレビや新聞・ツイッター等SNSのチェック、従業員や取引先・同業者ヒアリング等を日々しておき、偏らない様々な角度の情報のストックをしておくことでしょうか、更に日々アップデートしながら。
コロナに対する情報知識や感度を高めておくことは大事です。
これは本当に「茹でガエル」になってはいけない事柄です。
また、倫理観や反省のない一方的な自称コメンテーター含むマスコミの情報だけでは、中小企業はこのコロナに対応出来ません。
コロナの大まかには正しい情報の1つとしては、例えばですが、弊社が社内で共有している神奈川県医師会からの情報ですが、下記となります。
【神奈川県医師会の菊岡会長からのメッセージ(2020年4月11日)】
http://www.someya-clinic.jp/blog/sometaka/2020/04/post_295.html
仲間は全国の経営者
明確な方向性を持ち合わせているわけではないのですが、税理士事務所という中小企業のハブである立ち位置から見えてくるのは、現在経営者の全てが、今、答え無き答えを求め日々悩んでいるという事実です。
仲間は、全国の中小企業経営者です。
知人友人経営者、例えライバル会社であっても、今は皆仲間です。
それこそは唯一の救いかもしれません。
みんな同じ悩みを抱えて、今も五里霧中の思案中です。
貴方だけではありません、貴方だけではありません。
ズームやスカイプを使って真面目な営業の打ち合わせも良いですが、経営者の心のケアとして、友人知人経営者同士でオンライン飲み会をして下さい。
仲間は、全国の中小企業経営者と、僭越ながら、中小企業支援を行う全国の税理士事務所(士業全般)ではないかと考えています。
ご相談があればわかる範囲で対応します(無料)。
E-Mail:info@money-c.com
下記は国や都道府県の施策です。
【経済産業省|新型コロナウイルス感染症関連】
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html
従業員の給料補てんの助成金など
【厚生労働省|新型コロナウイルス感染症について】 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#hatarakukata
大阪府の支援策、休業要請支援金含む
【大阪府|新型コロナウイルス感染症の発生により経営に影響を受けている中小企業者の皆様へ】
http://www.pref.osaka.lg.jp/keieishien/corona/index.html
東京都の支援策、感染拡大防止協力金含む
【東京都|新型コロナウイルス感染症 支援情報ナビ】
https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/information/corona-support-corporation.html
明けない夜は本当にないのか、もうよくわからなくなりましたね。
小さい頃、真面目にコツコツとやることが大事だと教わりました。
今こんな全員マスクで常に他者を疑心暗鬼でみるような状況はたった2ケ月前の2月の時点でさえ想像すらできなかったように(悪く言うつもりは全くありませんがIPSの山中教授ですら2月に京都マラソン参加、皆さんの周囲でも飲み会参加している人がちらほら有ったはずです)、5月の連休まで真面目にコツコツと続けていけば、今は見えないけれど、何か現在からでは想像がつかない、今よりは少しは良い世の中に変わっているのかもしれません。
これは、続けたものにしか見えない世界なのでしょう、お互いがんばりましょう。(決して何が何でも続けるのが善だと思いませんが)
この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。
メール通信№689
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