ものづくり補助金の申請準備はお早めに!

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。


平成29年12月8日、安倍内閣の臨時閣議が行われ、2兆円規模の「新しい政策パッケージ」が正式決定された。その文面の中で、「ものづくり・商業・サービス補助金等の予算措置を拡充・重点支援する」との記載がある。

つまり、いわゆる「ものづくり補助金」の公募がされるようだ。そこで来年の公募開始前に、今のうちに検討できることをいくつか述べておきたい。

今回のものづくり補助金のスケジュール予想

公募の時期は未定だが、例年の流れを踏まえると、年明けの1月に発表され、2月~4月の公募期間となる可能性がある。なお、その公募締め切りから1~2ヶ月(5月~6月)で採択が発表され、そこから1ヶ月(7月)で交付申請を行い、その後から年末(8月~12月)までが事業実施(設備投資)期間というスケジュールが予想される。

この場合、スケジュールがタイトになるため、もしかすると公募期間が1次、2次と2回に分かれるかもしれない(例えば、2月~3月と6月~7月)。予算も昨年より増額されていることから、ありえるのではないだろうか。

今の内から準備を始めるのが肝心

この「ものづくり補助金」の採択を受けるためには、事前の準備が大切なことは言うまでもない。しかし、具体的に何をしておけばいいのか、わからないこともあるかと思われる。以下に今だからこそできることをまとめてみた。

  1. 1.設備投資の内容とスケジュールを検討する
  2. 2.導入したい設備の見積書をとる
  3. 3.前回の公募要領を良く見る(期間、要件、審査ポイントなど)
  4. 4.前回落選された方は、不採択理由を該当地区の中小企業団体中央会に尋ねる
  5. 5.「IoT、AI、ロボット、経営力強化、生産性向上、革新的サービス」がキーワードになる可能性があるので、取り組みたい事業がそれらに結び付くか考える
  6. 6.審査において加点となる、「経営力向上計画」を申請しておく


詳しくは以下の前回の公募要領を参照されたい。

【参考】全国中小企業団体中央会「ものづくり補助金」

https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/28mh_koubo_2016nov-.html

税務ニュース№486

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