中小企業のための、今すぐできる経理のスリム化

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。


【その1 小口現金を極力減らす】
☆現状の小口現金制度の問題点
・支払いの都度、現金出納帳(または出金伝票)に記載し、現金を数える必要がある
・一定金額の現金を置く必要がある
⇒立替経費精算制度を導入し、現金管理の手間を省く
⇒法人カードを活用し、経費を管理する

【その2 預金口座を整理する】
☆ 現状の問題点
・預金口座数が多いため、通帳記帳など事務負担がかかる
・決算時に「残高証明書」を取り寄せている場合には、費用がかかる
⇒預金口座数をできる限り減らすことで事務負担を軽減する

【その3 EB(エレクトロニック・バンキング)を活用する】
☆現状の金融機関窓口に出向く問題点
・時間と手間がかかる 金融機関の営業時間内に出向く必要がある
⇒EBを活用することで、業務を平均化する

【その4 パソコン会計を導入する】
☆ 現状の手書き伝票会計の問題点
・伝票会計は集計ミスが多い 集計に時間がかかり、タイムリーな会計情報を得にくい
・定型の摘要欄も毎回記入しなければならない 
・経理担当者の簿記知識が必要となる
⇒伝票会計から出納帳会計へ移行し、事務負担を軽減する
⇒パソコン会計を導入することで、時間を短縮する

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中小企業のための、今すぐできる経理のスリム化

FAX通信№81


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