いよいよ増税!どうする消費税対策?!
(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。
■価格設定で利益が大きく変わります
(例)ランチ800円(税込)→今後の価格をどうする?転嫁できなければ利益減です
【プラン1】8%分を一気に転嫁する→864円(客数大幅ダウン?)
【プラン2】増税幅である3%分を転嫁する→822円(客数少しダウン?)
【プラン3】価格据置+ボリューム減(客数維持?)
【プラン4】価格据置+オプション追加(客単価アップ?)
【プラン5】価格据置+ドリンク値上げ(売上全体で、消費税分転嫁を狙う?)
→大事なのは、今後10%、15%となるのを見据えておくことです
■3月中に行うべき増税対応
□売上請求書
末締以外は、締日~3/31までが5%、4/1~締日までが8%→原則、2枚の請求書発行が必要
□システム対応
会計ソフト、販売管理システム、レジなど
□通販などHP対応
価格表示、ショッピングカート、各種お知らせ
□契約書見直し
「税抜表示」、「消費税別途」になっているか →税込表示の契約書では、消費税転嫁できません
□増税特需対応
材料発注、人員増員、配送手配、運転資金
□5%中の駆け込み購入
免税事業者、簡易課税事業者限定 ※原則課税の場合は、5%時に購入しても8%時に購入しても、損得はありません(会社は預り消費税を納めるだけで、自己負担はしていません)
□従業員の経費精算
経理処理を考えて、末締でいったん精算がベター
■4月以降の実務での注意点
□消費税の納税資金
消費税納税額が増えるため、別預金管理、納税準備預金の活用などの対策が必要
□税抜経理
税込経理では本当の利益がわかりにくく、預り消費税額もわかりません
□通勤交通費
金額が変わりますので、給与計算までに確認が必要
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FAX通信№100
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