金融機関窓口へ行かずに納付する方法

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。


納付書を持って、金融機関窓口へ営業時間内に行かないといけない、月末になると行列ができていて憂鬱になる
そんなことを解消できるのが、インターネットバンキングを利用した納付や、クレジットカード納付、事前に申請は必要となりますが、振替納税(個人の方のみ)やダイレクト納付があります。
固定資産税や住民税(普通徴収)も各自治体へ申請は必要ですが口座引落しによる納付ができます。

■インターネットバンキングを利用した納付方法
・郵便で送られてくる金額の入っている納付書はほぼインターネットバンキングを利用して納付することが可能です。

☆メリット
・インターネットバンキングのペイジーを利用する場合、手数料はかかりません
・各銀行のインターネットバンキング利用時間にもよりますが、ほぼ24時間可能です。

★デメリット
・申告による納付(確定申告、源泉所得税など)の場合は、e-Taxでの申請や電子申告が完了していないとできないものもあります。
・特別徴収市民税納入サービスを利用している場合は、金融機関への手数料がかかります。

※納税額が高額の場合、インターネットバンキング利用限度額のご確認を事前にお願いします。
※地方税の場合、eLTAXサイトから申請、納付しないといけないものもあります。

■クレジットカードを利用した納付方法
①国税の場合
・国税クレジットカードお支払いサイトより、ほぼすべての国税の納付に利用することができ、電子申告、申請後でなくても税額がわかっている場合は利用可能です。

☆メリット
24時間利用可能
・クレジットカードのポイントが貯まります。(ポイント還元率はカード会社により異なります)
・支払いを先延ばしすることができます。

★デメリット
決済手数料がかかります。
 ex.納付金額10,000円の場合83円の手数料がかかります。
 お支払いサイトで手数料の試算ができますので決済前にご確認ください。
※納税額が高額の場合、カード利用限度額のご確認を事前にお願いします。
※納付日はカード決済日となり、引落日ではありません。
※決済手数料は「納付完了ページ」を印刷し、インボイスとして保存してください。

②地方税の場合
・あらかじめ自治体へ申請が必要な場合もあるため、各自治体への事前確認は必須です。
・郵送されてくる納付金額が印字されている納付書にはクレジット納付の方法が記載されていますので、そちらを参考にしてください。
・それ以外のものに関しては、各自治体へお問い合わせをお願いします。

金融機関窓口へ行かずに納付する方法

FAX通信№206


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