地方税共通納税システムが始まります！

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10月1日から地方税共通納税システムがスタート

税金の支払は、金融機関の窓口で行う会社が多いと思いますが、実はパソコンから支払う「電子納税」も可能です。

ただし、現状の電子納税（国税及び地方税）は1つ問題があります。
それは、地方税です。

地方税については、自治体ごとの運営となっているため、場所によっては電子納税を実施していなかったり、実施していても自治体ごとに対応が異なるなどの問題があり、使いづらいのが現状です。

その問題点を解消すべく10月1日から開始されるのが、地方税共通納税システムです。
・全ての地方公共団体へ電子納税が可能
・複数団体への一括納付が可能
・電子申告と合わせて申告から納税まで一連の手順で行うことが可能
・地方公共団体の指定金融機関等以外の金融機関からも納付可能
・手数料無料

上記の通り、日本全国あらゆる地方公共団体への納付を、パソコンでワンストップで行うことができるようになります。

システムの概要

現時点でわかっている情報の中から、主な項目をまとめます。

＜税金の種類＞
・法人都道府県民税
・法人事業税
・地方法人特別税
・法人市町村民税
・事業所税
・個人住民税（特別徴収分、退職所得分）
※本税以外の延滞金、各種加算金、督促手数料の支払も可

＜利用時間＞
土日祝日、年末年始を除く8時30分から24時まで（※別途休日に利用できる日あり）

＜対応金融機関＞
下記参照
http://www.eltax.jp/www/contents/1553671583266/simple/IHP4-kinyukikan_20190401.pdf

＜納付方式＞
・インターネットバンキング
・ダイレクト納付
※クレジットカードやコンビニ納付は未対応

＜その他＞
同一税目、同一申告区分、同一事業年度については、複数団体でもまとめて支払可能
※ただし、個人住民税（特別徴収分）については、同一支払年度かつ同一月単位

ダイレクト納付の申込手続

現在、地方税共通納税システムのダイレクト納付で利用する金融機関口座の事前登録が始まっています。

下記期間に事前登録された口座は、金融機関の審査（最大1ヶ月）が終了すれば、上記のダイレクト納付が利用可能となります。
具体的な手続きは以下のようになります。

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eLTAXにログイン
↓
トップ画面上の「共通納税システム　事前口座登録についてのお知らせ」にアクセス
↓
「口座情報の登録」から必要情報を入力
↓
金融機関宛の「宛名ラベル」と「地方税ダイレクト納付口座振替依頼書」を印刷
↓
銀行印を押印した口座振替依頼書を上記宛名ラベルを利用して郵送
↓
「メッセージ照会」に審査結果が届く
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なお、事前登録を行わない場合でも、9/24以降に口座登録を行えば、ダイレクト納付を利用できます。

【参考】
地方税共通納税システム　ダイレクト口座事前登録サイト
https://ta4.portal.eltax.lta.go.jp/apa/web/webindexb#eLTAX

地方税ダイレクト納付口座情報　事前登録ガイド
http://www.eltax.jp/www/contents/1565223089738/simple/IHP4-jizentouroku.pdf

この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。

メール通信№656

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