毎月の源泉所得税、特別徴収住民税の便利な納付方法

Tweet

インターネットバンキングまたは口座振替による納付方法があります

毎月の源泉所得税や住民税の納付のたびに納付書を作成し、銀行窓口へ行って納付するということが
昨今の銀行支店、窓口の縮小等により待ち時間も長くなり、煩わしい、なんとかならないか？という声を聞きます。
そこで、外出することなく社内で納付できる方法をご紹介します。

・インターネットバンキングを利用して納付する方法
→事前の届け出の必要はありませんが、インターネットバンキングを契約している必要があります。公金支払いまたはペイジー支払いの項目より納付することが　できます。

・口座振替を利用して納付する方法
→事前の届け出が必要となります。源泉所得税を納付するためには『国税ダイレクト方式電子納税依頼書兼国税ダイレクト方式電子納税届出書』を税務署へ郵送しないといけません。

住民税を納付するためには『地方税ダイレクト納付口座振替依頼書』を金融機関へ郵送しないといけません。
どちらも登録完了通知がメッセージボックスに届きます。
登録完了後、指定金融機関から口座振替による納付が可能となります。

実際の納付方法

・源泉所得税
e-Taxホームページよりログインし、源泉所得税の納付書を作成、送信後、メッセージボックスからインターネットバンキングを利用する場合は、銀行のサイトへ移動後、納付番号等を入力し納付することができます。
口座振替による納付の場合は、ダイレクト納付ボタンを押すことにより簡単に納付することができます。

・住民税
eLTAXホームページよりログインし、特別徴収住民税の情報を登録後、納付情報の発行を行います。インターネットバンキングを利用する場合は、銀行のサイトより納付番号等を入力し納付することができます。
口座振替による納付の場合は、ダイレクト納付のボタンを押すことにより簡単に納付することができます。

なお、特別徴収住民税の納付の場合は給与支払報告書の提出が電子申告である必要があります。

どちらが便利？

・インターネットバンキング
ご自身で収納機関番号、利用者識別番号、納付番号、納税用確認番号等の入力をする必要があります。
口座がいくつかある場合、資金繰りに応じて支払う金融機関、口座から納付することが可能です。
事前登録が不要なので、インターネットバンキングを利用している場合、いつでも始めることができます。

・口座振替（ダイレクト納付）
ボタンひとつで納付することが可能です。
事前に引落口座の登録が必要であり、すぐに始めることはできません。
　（国税…およそ1か月　地方税…金融機関の審査日数により異なります）

FAX通信№223

Tweet

Copyright all rights reserved　By マネーコンシェルジュ税理士法人