実務家に聞く!「小さな会社」の事業引継ぎ・M&Aの素朴な疑問
- ZEIKEN LINKS 2023年7月号 税務研究会 -
Q.廃業とM&Aでは何が違いますか?
A.大きな違いが3つあります。
1つ目は従業員の雇用です。
廃業では従業員の雇用は守れませんが、M&Aでは多くの場合で、従業員の雇用が継続されます。
これは、昨今の人で不足の影響もあり、買い手にとっても従業員は貴重な存在だからです。
2つ目は取引先との関係です。
廃業では取引先との取引が終了し、場合によっては謝罪とともに自社に代わる取引先を紹介する必要もあります。
M&Aでは取引先との関係は継続します。
3つ目は、譲渡対価です。
廃業では、もちろん譲渡対価を得ることはできず、場合によっては、工場や店舗などの撤去費用などの廃業コストが発生することもあります。
一方、M&Aでは、廃業コストは発生せずに、譲渡対価を得ることができます。
このように、M&Aでは、従業員の雇用、取引先との関係、譲渡対価などを考えると、廃業と比べると一般的にメリットが大きいです。
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