過剰在庫を処分する際の経理処理と実務上の留意点

-  企業実務 2021年1月号 日本実業出版 -


新型コロナウイルスの影響により、過剰在庫を抱える会社も少なくないでしょう。過剰在庫を処分する際の経理処理や決算書への影響、実際に処理する際の実務上の注意点などを解説します。

 

■過剰在庫のデメリット

在庫は少なすぎれば機会ロスが生じ、多すぎれば不良在庫となりますので、適正在庫を維持管理する必要があります。
しかし、このコロナ禍では、やむを得ず在庫が膨らんでしまい、コントロールできない事態も発生するでしょう。
在庫が過剰に増えてしまった場合、そのデメリットは大きく3つあります。
(1)品質の劣化、商品の陳腐化
(2)資金の固定化
(3)在庫の維持管理費の増加

過剰在庫を処分する際の経理処理と実務上の留意点

 

 

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