「平成21年分確定申告、改正点と知っとく情報」 税理士のひとりごと
- 株式会社研修出版刊 月刊経理ウーマン2010.2月号 -


確定申告というと、手続きの煩雑さなどから敬遠しがちな方もいるかもしれませんが、いくつか意外に見落としがちな確定申告知っとく情報を書いておきますので、今年の確定申告時に参考にしてください。
まずは、「医療費控除」。少し知識がある方なら年間10万円を超える医療費の領収書が必要ということをご存知でしょう。しかし、厳密にはこれは間違いです。所得が少ない人で医療費控除を受ける場合は、この10万円のバーが下がります。10万円よりも「所得の5%」のほうが低ければ、年間医療費のバーが所得の5%になります。年収300万円のサラリーマンなら、年間10万円以下でも医療費控除を受けられます。また、医療費控除は自分1人だけではなく生計一親族分も合計して考えることができます。さらには、電車やバスなどの公共交通機関の費用は領収書がありませんが、行き先や金額をメモしておけば控除対象にできます。

 

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