「働く理由」　税理士のひとりごと
-　株式会社研修出版刊　月刊経理ウーマン2008.4月号　-

しかし、それでもぜひ皆さんに私がお伝えしたかったことは、「中小企業の大目的である「存続と発展」をしていくためには、「何のために働くのか」という問いを常にもっておかないといけない」ということです。なぜかというと、この問いを持ち続けることによって、「会社や個人が良からぬ方向にいくのを食い止めてくれる」と私は思うからです。
お金がちょっと入ってくると、人間は欲にまみれます。逆に、お金が苦しくなると、不安を抱えます。どんな方でも、人間関係においては常に悩まされ続けていることでしょう。会社や個人が良からぬ方向にいくのを食い止めるためにも、年度末のばたばたとする時期かもしれませんが、今日ぐらいお風呂の中ででも気楽に考えてみて下さい。「私は何のために働くのか？」
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