2006/6/23　「税理士のひとりごと」
「今の子どもは…」
-　株式会社研修出版刊　月刊経理ウーマン2006.7月号　　-

よく「今の子どもは…」と言われることがあります。その後に続く言葉は、大抵否定的な言葉です。しかし、子どもも含めた人間というのは環境に影響を受ける生き物ですから、その子どもの周りの環境を作った大人の存在が大事なのではないでしょうか。良くも悪くも「今の子ども」を形作ったのは、それぞれの時代に生きた「今の大人」のはずです。私やあなたの日々の言動や行動、立ち居振る舞いが、「今の子ども」を作り上げているということです。「今の子ども…」を形作っているのは、我々大人であるという自覚がこれからのより良い社会のためには、とても大事なことではないでしょうか。
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