年末調整特集~ここが改正点だ!~

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。


◎年末調整の流れ◎
[チェック欄]
□11月半ば 税務署から「年末調整関連書類」が届く市町村から「総括表」が届く
□12月初め 社員パート等に下記書類を配布
 ①平成20年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
 ②平成19年分給与所得者の保険料控除申告書及び配偶者特別控除申告書

☆これらは申告書です!必ず本人が記入する事!
□12月半ば 各社員パート等から回収してチェック

☆顧問税理士等がいる場合もここまでは会社で!
□年末調整計算
 年調年税額>毎月の源泉徴収税額・・差額は徴収
 年調年税額<毎月の源泉徴収税額・・差額は還付
□再確認 賃金台帳、会計帳簿、納付書の金額が合っているのか?
□1/10 源泉税の納付(一定の場合には1/20)
□1/31 法定調書合計表及び支払調書を税務署に提出
□1/31 総括表及び給与支払報告書を各市町村に提出

◎今年の改正点◎
その1定率減税の廃止、所得税率の変更
その2地震保険料控除の創設
その3「住宅借入金等特別控除」(住宅ローン控除)

確定申告が必要なケース
●1ヶ所の年間給与総額が2000万円超の人は年末調整対象外
●2ヶ所給与がある人
●医療費控除、寄附金控除、雑損控除、1回目の住宅ローン控除は年末調整ではなく確定申告で行う
●仮に年末調整で控除のし忘れがあった場合には、確定申告(還付申告)で適用可!確定申告時期に書類が間に合わない等であっても、5年間還付申告が可能

■重要
平成11~18年の間に住宅ローン控除制度を適用した人で、「源泉徴収票」の摘要欄に「住宅借入金等特別控除可能額」の金額記載がある場合、又は「源泉徴収税額」が0円の場合には、各自市町村に住民税の「住宅借入金等特別税額控除申告書」を提出すると住民税が安くなる可能性あり!その際は、源泉徴収票と借入金等の年末残高がわかるものを持参すること!

年末調整活用テクニック
・扶養控除
・寡婦控除
・障害者控除
・社会保険料控除
・配偶者特別控除
・生命保険料控除等

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年末調整特集~ここが改正点だ!~

FAX通信№26


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