おススメ!2019年の主要な補助金

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。


昨年末、中小企業庁より中小企業対策関連の予算・税制PR資料が公表された。その中で昨年同様、中小企業にぜひおススメしたい4つの主要な補助金について紹介しておきたい。

ものづくり・商業・サービス補助金

新製品開発のための製造機械の購入や効率的な最新の加工機等の購入やシステム構築費用などに対する補助金である。以下の4つの区分となる(専門家を活用する場合、補助上限額30万円アップ)。

おススメ!2019年の主要な補助金

※1:以下のいずれかの場合は補助率が2/3
①生産性向上特別措置法に基づく先端設備等導入計画の認定を取得して一定の要件を満たした場合
②経営革新計画の承認を取得して一定の要件を満たした場合
※2:連携体は10者まで(200万円×連携体参加数を上限額に連携体内で配分可能)
※3:地域未来投資促進法に基づく地域経済牽引事業計画の承認を取得して一定の要件を満たす者は、補助率2/3

なお、上記の一般型と小規模型につき、2019年2月頃から公募開始されるものと考えられる。こちらのいわゆる「ものづくり補助金」については、中小企業庁のサイトの別ページにて、事前予告がされている。以下も参照されたい。

参照:中小企業庁「平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」に係る事務局の募集及び同補助金の事前予告を行います 」

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2018/181228mono.htm

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者が、商工会・商工会議所と一体となって経営計画を作成し、販路開拓に取り組む費用(看板作成、HP作成、チラシ作成等)に対する補助金である。
(1)補助上限額:50万円(複数の事業者が連携した共同事業:500万円(50万円×事業者数))
(2)補助率:2/3

IT導入補助金

日々の経理を効率化する会計ソフト・顧客情報等を一元管理するクラウドシステム等のITツールの導入に対する補助金である。
(1)補助額:40万円~450万円
(2)補助率:1/2

事業承継補助金

事業承継、M&Aをきっかけとして、新しいチャレンジを行う事業者に対する補助金である。以下の2つのタイプが対象となる。

おススメ!2019年の主要な補助金

なお、上記の4つの補助金は、国会での補正予算の成立後の2月から4月ぐらいに公募情報が発表されるものと考えられる。

参考:ものづくり・商業・サービス補助金

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2018/181226yosan08.pdf

参考:小規模事業者持続化補助金

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2018/181221yosan09.pdf

参照:IT導入補助金

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2018/181221yosan10.pdf

参照:事業承継補助金

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2018/181221yosan11.pdf

中小企業庁「中小企業対策関連予算」

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/

税務ニュース№522


Copyright all rights reserved By マネーコンシェルジュ税理士法人

その他の最新税務関連ニュース

大阪税理士コラムのカテゴリー一覧

税務情報を「メール通信」「FAX通信」「冊子」でお届け。

中小企業の経営者及び総務経理担当者・相続関係者向けに、「知って得する」「知らないと損する」税務情報を、メルマガ、FAX、冊子の3種類の媒体でお届け。
配信日時などの詳細は下記をクリックしてご確認下さい。
会計事務所の方はご遠慮頂いております。

  • メール通信 ご登録&ご案内
  • FAX通信 ご登録&ご案内
  • 冊子媒体 ご登録&ご案内

今なら初回面談無料!
お気軽にお問い合せください。

0120-516-264受付時間 9:00~17:30(土日祝休)

メールでのお問い合せ

ページトップ