サンフランシスコ・シリコンバレー便り

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。


テスラ、エアビー、アップル新本社、ギットハブ・・・

先月、サンフランシスコ・シリコンバレーに現地1週間ほど滞在していましたので、経営者様等に参考になりそうな項目を中心にお伝えします。

アップル新本社などの「IT系企業を中心に9社」、ソフトバンクの孫さんなどを輩出したカリフォルニア大学バークレー校など「大学3校」、後述する「スター トアップワールドカップ参加と前日セミナー参加」、日本未発売のアマゾンエコー(アレクサ)を中心とした「最新IoT家電の購入」などに行ってきました。

これらには少し詳しくなりましたので、皆様とお会いする時に、気になるテーマがあれば、写真と共に情報共有させて頂きますので、お気軽にお声掛け下さいませ。

(注)IoT=アイオーティーとは、「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と訳され、家電などがインターネットにつながることで、生活が便利になるようなイメージです。

もちろん、自転車でゴールデンゲートパークやゴールデンゲートブリッジに行ったり、有名なケーブルカー乗車、スターウォーズで有名なルーカスフィルム、数々の映画の舞台になったアルカトラズ島やクネクネ道のロンバート通りなども一通り行きましたが、経営にあまり関係しないので割愛。

【とりあえず訪れた企業】
エアビーアンドビー(民泊)
ウーバー(白タク)
ツイッター
ギットハブ(ソースコード管理サービス)
グーグル
アップル新本社
フェイスブック
ピンタレスト(写真共有サイト)
テスラ工場見学

ほとんどが企業前での記念撮影に終わってしまったのですが、その中でもお勧めは、エアビーアンドビーとテスラ工場見学です。

エアビーアンドビーは、アポなしでも会社のエントランス奥まで入れて写真OK、会議室などが外から見れます。
会議室などは世界中で有名な民泊施設を模した部屋になっていて、エントランスの上に「雲」が浮かんでいるのが象徴的でした。

こんな感じです。
http://www.money-c.com/kr/sf/airb.jpg

また、周囲の方でテスラ車をお持ちであれば、事前予約しておけば、なんと工場見学が無料でさせてもらえます。

人が全くいない静かな工場は一見の価値ありです。

工場内はもちろん写真撮影など禁止のため、外観のみですが。
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UCバークレーやスタンフォード大学

【訪問した大学】
カリフォルニア大学バークレー校(通称UCバークレー)
スタンフォード大学
サンノゼ州立大学

特にお勧めは、サンフランシスコからバート(電車)で30分ほどで行けるUCバークレーです。

ちなみにですが、サンフランシスコでは、日本でいう「イコカ(スイカ)」に該当するのが「クリッパー」ですので、そちらを買うと、日本と同様の感覚でピッピッとスムーズに移動できます。

バス電車のようなmuni(マーケット通りを中心に走っていて、サンフランシスに行けば多分一番多く乗ることになる乗り物です)や長距離移動のカルトトレインなどすべてこのクリッパーで行けます。

とはいえ、チャージの仕方やコンビニなどでは使えないことなどを考えると、日本のイコカ(スイカ)の素晴らしさを痛感します。

ガラパゴスかもしれませんが、確かイコカ(スイカ)は、ソニーが開発した非接触ICチップ技術のFeliCaが採用されているのだと思うのですが、グレイト!

話を戻すと、UCバークレーですが、あまりの居心地の良さに2度行ったのですが、ライバル関係にあるスタンフォードとは、180度雰囲気が異なります。

スタンフォードは、私立大学で費用も高いこともあってか、根っからのエリート集団という感じがしました。
校内も大変静かで、学生の服装なども、派手さよりも上品さが前面に出ている感じ。

一方、バークレーは、校内をスケボーが行き交い、芝生では色んな人が色んな事をしていて、音楽もあちらこちらで、学生の服装も自由で派手という感じでした。
(20年以上前に入学してみたいと憧れた大学でしたので、個人的主観は大いに入った感想ですので、悪しからず。)

一番好きな図書館などはこんな感じ(UCバークレー)
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前の女の人めっちゃ見てる、笑

ちなみに、サンノゼ州立大学は、サンフランシスコからカルトトレインで1.5時間ほどのサンノゼにあり、近くには豆腐屋もある日本人街があります。
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サンノゼにもし行かれるなら、テックミュージアムはお勧めです。鳥になったり、化学者になったりしました。
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スタンフォードもサンノゼから近いです。

アマゾンエコー(アレクサ)購入

これを購入できただけでも、行って良かったなと思います。
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日本語という壁はあるものの、来年ぐらいには日本でも発売されるのではないかと思うのですが、いや、もしかしたら日本企業が発売するかもしれません。

現在は、スマートフォンが何を置いても主流ですよね。
食事の予約、本の注文、商品の購入、タクシーの手配、電気のオンオフ等です。

でもこれが、声で出来たら便利だと思いません?

それを可能にしたのが、アマゾンエコーであり、グーグルホームです。

アメリカでは既に爆発的に売れていて、若い人を中心に一家に一台、いや、ベットにもう一台「エコードット」という感じです。
(注)エコードットとは、アマゾンエコーの小さい版です。

英語での会話となりますが、最初に「アレクサ」と話しかけて、「質問をしたり」「ニュースや天気を聞いたり」できます。

うちの娘も下手な英語で、アレクサと喧嘩しながら頑張っています。笑
子ども(大人も!)の英語の勉強としても最適!

日本では、本の注文などはお店側が未対応であることから、IoTとしての活用は、電気のオンオフなど限定されているようですが、アイフォンを最初に手にした時のような家電ワクワクがあります。

間違いなくこれからは、「音声」の時代です。

いちいちスマホを開けて2,3回押さなくても、「〇〇注文」と話すほうが便利ですよね。

ちなみに、オシャレという理由だけですが、美術館であるSFMOMAにて、下記の電気も買いました。
アイフォンの充電器も兼ねていて、扇のように360度開きます。
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改めて、サンフランシスコ・シリコンバレー概略

場所は、以前アーノルドシュワルツェネッガーさんが州知事をされていたカリフォルニア州の北部に位置し、南部にはロスアンゼルスがあります。

https://goo.gl/oyuWTt

サンフランシスコから車で1時間ほど湾岸沿いを南方向に行ったところに、シリコンバレーがあります。

日本では、シリコンバレーがある意味有名ですが、最近のスタートアップ企業の多くは、様々な面で便利かつ楽しいといえるサンフランシスコ市内に場所を構えています。

そういった意味で、あえてシリコンバレーというのを旧シリコンバレーといったりします。

実際行ってみて、こんな田舎の工場地帯のようなシリコンバレーより、都会のサンフランシスコで仕事がしたい、と感じました。

また、シリコンバレーという地名はなく、スタンフォード大学のある辺りからサンノゼのある辺りまでに、グーグルやアップルなどがあります。

ちなみにですが、カリフォルニア州はメキシコと接していて、更に南部が昔メキシコであったことなども影響して、かなりのメキシコ人が町中にいるのですが、トランプさんが目の敵にしているいわゆる不法移民の問題において現在ホットなエリアとなっています。

更には、サンフランシスコやお隣のバークレーは、障害のある方や人種、LGBTなどにおいて世界最先端の取り組みを行っていて、現在も進行形です。

ここらあたりも色々と視察してきたのですが、それは後ほど。

また、カリフォルニア州は、全米でも有数の農業州・工業州です。
工業だけでなく農業も有名で、カリフォルニアワイン(オーパスワンもここ)があるナパバレーなんかもありますし、食事もオーガニックでは世界有数です。

カリフォルニア州でも特にサンフランシスコは、年間300日晴れで寒暖差が年を通じてほとんどないため、大変気候の良い土地柄になっていて、ここらあたりが、工業に良い影響を与えているようです。

サンフランシスコの起業家などが口をそろえていうのは、笑い話みたいですが、気候が良いからビジネスもうまくいくんだよ、と。

日本の四季はそれを超えていると思いましたが、これは余談です。

だいぶ長くなりましたので、次回に続きます。

次回は、ホリエモンも登場する「スタートアップワールドカップ」や「日本の中小企業におけるサンフランシスコ進出の是非」、「人のつながりの大切さ」、「自由で寛容な町=サンフランシスコ」などについてお伝えする予定です。

この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。

メール通信№534


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