赤字決算予想のときの3つの方向性

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

決算が赤字予想、方向性は3つ

今期の決算はどうやら赤字になりそうだとなると、途端に決算書への関心が薄れ、専らの関心は「消費税がいくらぐらいなのか」に移ってしまう経営者の方がおられます。

しかし、赤字になりそうだという時でも、来期以後のことや対金融機関のことを考えると、決算書の方向性は実は3つあります。

ありのままの決算を組む

赤字幅が少額な場合や去年までの黒字で内部留保がきちんとあるなどの場合で、「今後の金融機関との融資交渉に問題がない」又は「多少の問題があっても乗り越えられる」と考えられるときは、「特に何も決算対策をせず」ありのままの決算を組みます。

これが赤字予想の場合の1つ目の方向性です。

V字回復を演出

2つ目の方向性は、「V字回復を演出する」です。

これは出来るだけ今期に経費計上をたくさん行い、来期にできるだけ多くの黒字を計上できるようにすることです。
今期は大赤字で落ち込むものの来期は黒字となって、まさに「英語のV字」のごとく業績が回復しているとするのです。

これは、来期以後の金融機関との付き合いを考えると非常に有効です。

今期が大赤字であるのならば、おおざっぱな言い方になりますが、それが1,500万円の赤字なのか2,000万円の赤字なのかというのは、そんなに影響がないことがあります(貸借対照表での債務超過ラインは重要ですが)。

それよりは、「来期は黒字になります」、とはっきりと言えることの方が、金融機関への印象は良い事が多いです。

赤字予想のときの「V字回復の演出」、この観点を知らない経営者の方は多いですのでぜひ覚えておいてください。

黒字化対策の実施(黒字化対策チェックリスト希望者はメール下さい)

そして3つ目の方向性が、「何とか黒字化したい」又は「赤字幅を縮小したい」という場合の「黒字化対策の実施」です。

おおまかには、黒字化対策には5つの枠組みがあります。

5つの枠組みとは・・・
「費用ではなく資産処理」
「経理基準の変更」
「解約や免除」
「含み益のある資産の売却」
「収益体質の見直し」
です。

当事務所では、これら5つの枠組みをもとに全部で35項目の「黒字化対策チェックリスト」を作成しています。

詳細はこの黒字化対策チェックリストに載っています。

このチェックリストを欲しいという方はメールで、「黒字化対策チェックリスト希望」と明記して送ってください。
こちらより、メールにて返信いたします。
E-Mail:info@money-c.com

Ps.とはいえ、行き過ぎた黒字化対策は、後の企業経営を歪ませますので、最終的にはバランス感覚をもって実行してくださいね。

この話が経営者の皆様のお役に立つことができれば幸いです。

メール通信№259

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