最大1,000万円!ものづくり補助金2次公募の採択のコツ

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。


以前の記事でご案内致しました、「ものづくり補助金」の2次公募の発表が8月3日にされました。 2次公募においてもまだまだ応募するチャンスがありますので、「ものづくり補助金」の2次公募の情報と採択されるコツをご紹介いたします。

ものづくり補助金の2次公募のスケジュール

ものづくり補助金の2次公募の開始は、8月3日です。2次公募のスケジュールの概要は以下のとおりです(予想を含む)。
1.公募発表:8月3日
2.公募期間:8月3日~9月10日(電子申請:9月11日15時)
3.採択発表:10月中
4.交付申請:10月中旬~11月
5.投資時期:11月~来年1月末

補助対象事業と補助対象者

以下は補助対象となる事業、及び補助対象者についてです。

1.補助対象事業
足腰の強い経済を構築するため、日本経済の屋台骨である中小企業・小規模事業者が取り組む生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等の経費の一部を補助する。

2.補助対象者
認定支援機関の全面バックアップを得た事業を行う中小企業・小規模事業者であり、以下の要件のいずれかを満たす者。

・「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」で示された方法で行う革新的なサービスの創出・サービス提供プロセスの改善であり、3~5年で、「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること。

・「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセスの改善を行い、3~5年で、「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること。

補助金1,000万円、補助率1/2or2/3

次はものづくり補助金の事業概要です。

3.事業概要
(1)企業間データ活用型(※1)(※2)
機械装置費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウド利用費
⇒ 100万円~1,000万円(補助率2/3)

(2)一般型(※1)(※3)
機械装置費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウド利用費
⇒ 100万円~1,000万円(補助率1/2)

(3)小規模型(※1)
機械装置費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウド利用費
⇒ 100万円~500万円(補助率1/2、小規模事業者2/3)

なお、生産性向上特別措置法(平成30年法律第25号)に基づき、固定資産税ゼロの特例を措置した自治体において、補助事業を実施する事業者が「先端設備等導入計画」の認定を取得した場合、その点も加味した優先採択を行う。

※1 本事業遂行のために必要な専門家を活用する場合 補助上限額30万円アップ
※2 連携体は10者まで。さらに200万円×連携体参加数を上限額に連携体内で配分可能
※3 以下のいずれかの場合には補助率 2/3
・生産性向上特別措置法(平成30年法律第25号)に基づき、固定資産税ゼロの特例を措置した自治体において、補助事業を実施する事業者が「先端設備等導入計画」の認定を取得した場合
・3~5年で、「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%に加え、「従業員一人当たり付加価値額」(=「労働生産性」)年率3%を向上する中小企業等経営強化法に基づく経営革新計画を、平成29年12月22日の閣議決定後に新たに申請し承認を受けた場合(上記の法律に基づく計画は、応募段階には計画申請中等で認める予定)

(注)「平成30年7月豪雨」により被災された事業者の方、ならびに間接的な被害がある事業者の方は、罹災証明書の写し等必要書類の提出により、被災後の財務状況によって審査上の不利を受けないように配慮した優先採択を行う。

ものづくり補助金の採択に向けて、今出来ること!

前回応募されて落選された方は、不採択理由を該当地区の中小企業団体中央会に尋ねると、審査員のコメントを教えてくれます。再チャレンジされる方は、コメントを聞いた上で、申請書の内容をバージョンアップするといいでしょう。

今年度初めて応募される方は、事前準備が欠かせません。事前に投資したい設備の見積書を取ることもそうですが、採択されるためには加点項目を押さえておく必要があります。

例えば、下記の「経営力向上計画」や「先端設備等導入計画」の取得は、審査において加点となっていますので、今の内から事前の取得をお勧めします。

「経営力向上計画の認定」
https://www.money-c.com/top/keieiryoku2018.6.9.pdf

「先端設備等導入計画の認定」
https://www.money-c.com/top/sentan.pdf

ものづくり補助金の無料事前相談などはこちらからお願いします。
https://www.money-c.com/subsidy/monohojo29hosei30.7.3.pdf

この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。

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