事業承継で本当に大事なこと

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。


事業承継でのリアル

・長男が東京から帰ってきて入社してきたけど、古参社員とはうまくいってないな。人をまとめるとかは無理かも?
・可能性のある承継予定者がいない!
・周りの社長がドンドン引退していくけど、俺はいつ辞めれるんやろ?
・逆に息子の立場から、いつになったらお金のことも含めて俺に全部任せてくれるんやろ?

方や専門家からは・・・
・株価が高騰してしまっているので、相続税払えませんよ!
・会社売りませんか?

はたまた家族からは・・・
・お父さん、危ないから車の運転(機械の作業)やめて!
・弟がお父さんの会社継ぐのは賛成やけど、長女の私には何が?

事業承継にまつわる相談は十人十色

事業承継の当事者であるお父さんと子供それらにまつわる「人の相談」もあれば、「相続税が問題となるケース」や「遺産分割でもめそうなケース」もあります。

事業承継にまつわる相談を我々が受ける場合は、そのほとんどがオーダーメードです。

家族や会社の成り立ちが千差万別なわけですから、当然ながら結果的に、事業承継にまつわる問題も十人十色となります。

事業承継で本当に大事なこと

事業承継や相続についての相談は様々なパターンがあるのですが、現社長が今やるべき事として、共通していえる「大事なこと」があります。

それは、「自社を今よりも良い会社にすること」です。

会社を息子に承継させようが、従業員から引き上げようが、思い切って第三者に売却しようが、相続税の支払いに不安を感じようが、遺産分割で東京の長女が文句言いそうであろうがなかろうが、

今、社長がやるべきことは、唯一つ。
昨日よりも今日、自社を良くすることです。

新しい営業先をみつけたり、新商品を開発したり、内部規程をきちんとつくったり、です。
自社株評価が上がり相続税の支払いが大変ですよなどといわれたり、遺産分割でもめそうだなどと考えたりすると、間違った経営判断に陥りそうになります。

これ以上、会社を発展させても、逆効果かな・・・。

そんなことはありません!
(会社をこれ以上物理的に拡大するかどうかは判断が必要ですが)

相続税の問題も遺産分割の問題もはたまた人材などの問題も、業績などが上昇傾向にあれば、いくらでもやりようがありますが、逆の場合はなかなか大変なのです。

事業承継でお困りの社長は、是非、まず今自分がやるべきことは、「自社を誰もが経営したいと思わせる会社にすることである」ということを忘れないでください。

Ps.とはいえ事業承継対策は早めに実行することで得になることが多いので、我々のような事業承継の専門家にナルハヤで相談する事も覚えておいて下さい。

【事業承継の無料ご相談はこちら】
https://lolipop-dp35007291.ssl-lolipop.jp/shoukei/contact/mail.cgi?id=contact

この話が経営者・資産家の皆様のお役に立つことができれば幸いです。

メール通信№526


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